朋診療所は平成5年に開設されました。当時、重症心身障がい児・者(重症児・者)の病態は一般には知られておらず、成人後の重症者の診療は地域病院では難しいことも多かったのです。そのような中で、小児神経専門診療所として、朋通所者の日々の健康管理、呼吸管理、感染症や消化管出血の治療、てんかん発作コントロール等を行ってきました。 医療の発展により重症児・者の地域生活も変化してきています。朋診療所はどんな時でも障がいをもたれる方々とそのご家族が必要とする心の通った医療を提供する場としてあり続けたいと思います。