◆ 地域交流事業 ◆

― 働きたい! ホッとしたい! チャレンジしたい!―

 成人期の方を対象に、障害種別を問わず幅広く受け入れ、様々な活動を通じて一人ひとりが地域社会の一員としての実感が持てるような支援を行っています。新卒者の方だけでなく、就労していて退職後の行き場がなかったり、事故などで重い障害を負われたり、医療的なケアが必要な方など、既存の福祉サービスではつながりにくい様々な方が利用されています。

 活動においては、一人ひとりのできること、得意なことに着目し、「はたらく」ということを軸として地域との繋がりを持ち、社会に貢献できる活動に取り組むことで個々の「やりがい」や「輝けること」を目指して取り組んでいます。また、日帰り外出や一泊旅行などの余暇活動も個々のニーズに合わせ実施しており、社会経験を広げていけるような活動も行っています。

 日々35〜40名の方が利用されており、障害の特性やペースに合わせて5つのグループに分かれ活動を展開しています。パン、クッキーの製造販売、アルミ缶リサイクル、手工芸品制作などの活動を通して、利用されている方一人ひとりの可能性を広げ、地域とつながることができるよう取り組んでいます。

地域交流室

「くもの会」は、絵手紙作りを楽しまれていらっしゃるグループです。お庭に咲いた季節のお花や、野菜等を水彩画で素敵に描かれていて交流室で長きに渡り活動されている、地域の皆さんです。くもの会さんの様に、他にも手芸等を楽しまれているグループが2団体、交流室をご利用して下さっています。
「はまちゃんクラブ」は体操をしたり、ペタングをしたり体を動かし、皆さんハツラツと活動されています。他にも「健康クラブ」など、体操を目的とした方々もご利用されています。

 

地域交流イベント

ハロウィンイベントはH29年から毎年行ってきました。
おもちゃ文庫に遊びにきてくれる、地域の親子さんを中心に、利用者さんも一緒に 地域のお家を回ります。

お菓子の配布をして下さる地域のお家も、年々…増えています。皆さん仮装をしたり、お家をハロウィン仕様に飾りつけて下さり、子供達と利用者さんを待ってくれています。ゴールは毎年、連の「こんがり工房」です。

連ふれあいまつりは、施設の一番大きなイベントです。
何年経っても変わらぬお祭りのコンセプトは「地域の方々へ日頃の感謝を伝える」です。

令和元年のこの写真は、アトラクションステージで、地域の方々と一緒に、沖縄のゆいまーるを歌い、踊りました。この日の為に、一緒に練習も行いました。

地域交流ミニイベントでは、地域の親子さんを対象として様々なイベントを行っています。工作イベントやおはなし会。連の駐車場で利用者さんと一緒にシャボン玉大会を行ったり、節分ではおもちゃ文庫にも鬼がやってきます。

連GALLERY(作品展)では、連の利用者さんやご家族の方、他事業所の皆さん、地域の方々の様々なジャンルの作品を期間限定で展示しています。R2年度は、駅前にある「みなまきラボ」の貸出スペースも使って、2会場で行いました。

青空シリーズ第一弾は
「青空おはなし会」コロナ元年でもあったR2年度は、
密をさけ屋外でのイベントを行いました。

青空シリーズ第二弾「青空ランチ会」事前お申込み制で、こんがり工房前にテラスを設営。連のパンを召し上がって頂きました。当日はスペシャルメニューをご用意し、利用者さんと一緒におもてなしをしました。