8月8日(水)にYさんが横浜文化体育館で行われた「G1クライマックス28」をガイドヘルプサービスを利用して観戦に行ってきました。
その裏でスタッフがやきもきしていたエピソードを紹介します。その日は台風が関東を直撃するかもしれないということで、3日前からガイヘル事業所と当日の出発直前まで毎日連絡をとりあっていました。ご本人の強い希望で8月8日は毎年観戦に行っていることもあり、ご本人、ガイヘル担当者さん、世話人と、そう簡単には諦めきれずにいました。その為、ぎりぎりまで事業所とやり取りを行い、台風直撃の際に、水害で足止めされた場合の想定を行い、どうすれば、Yさん、ヘルパーさんの安全の確保が行えるかを入念に打ち合わせを行いました。
パソコンで台風の動きを確認しては、ご本人に説明をして、どう判断するか、ガイヘル事業所との連絡を繰り返し、事務所と活動場所を行ったり来たりしました。そこで「雨風の強まる前の20時には帰宅する」という条件で出かける決断を3者でしました。
中止してしまうのは簡単でしたが、幸運にも台風がそれてきていたのと、最近の気象予報の精度が高まった事で、限定的ではあったものの、ご本人の希望を叶えることができました。
ご本人もスタッフやヘルパーを気づかい、何度となく「やめようかな…でもいきたいなぁ」という発言をくり返していたのが印象的でした。
肝心の試合については…お目当てのオカダカズチカさんを見る事ができ、試合中に「オカダ~」と応援されていました。車内では「楽しかった。楽しかった。」と何度も笑顔でお話しされていました。
写真はオカダカズチカ選手の対戦相手だった、棚橋選手です。真後ろにオカダ選手もいますね。(顔が隠れちゃってますが)笑