毎年、8月の第一週の土曜日、日曜日には桂台では「桂台まつり」がおこなわれます。
今年で37回目を迎える桂台まつり。今年も土曜日にはおみこしが朋まで来てくださいました。
『メンバーさんのために』と朋はおみこしの巡回コースになっています。
なぜ、朋がおみこしの巡回コースになったか? これには「お祭り男」たけしさんの物語が関係しています。
たけしさんはお祭りが大好き。毎年桂台まつりでたけしさんは、盆踊りで流れる炭坑節やおみこし等お祭りの雰囲気を楽しんでいました。
ただ、あまり長い時間、外にいることが体調的にも難しいたけしさん。外にいられる時間には限りがあるのです。
たけしさんがおみこしを楽しむポイントに到着する時間とおみこしの巡回のペースを見計らって、たけしさんがちょうどポイントに到着できるように計算します。年に一度の行事です。失敗は許されません。
しかし、ある年、タイミングが合わずたけしさんが到着した時にはすでにおみこしは通過してしまった後でした。残念そうなたけしさん。その顔を見るや否や、スタッフは走っていました。当時、花も恥じらう女性スタッフ(今は立派な2児の母)は、おみこしを担ぎ終わって、ちょっとほろ酔いの地域の方に「おみこしを見せてくれないか」と直談判しに行きました。その気迫に押されたのか、地域の皆様は「朋に行くよ」と再度おみこしを担いで朋まで来て下さったのです。 その後、たけしさんが思う存分楽しんだことは言うまでもありません。
それからというもの、毎年朋にはおみこしが来て下さるようになりました。
今年もおみこしの方たちに冷たいお茶とおしぼりを提供させていただきました。
その後は朋のホールで、『若美千会』の皆様による盆踊りを楽しんだ後、各自、歩いて数分の所にある桂山公園の縁日に参加。屋台でやきそばを買ったり、くじ引きをしたりしました。
朋は今年もかき氷のお店を出させていただきました。夏の暑さもあり、おかげさまで大盛況でした。
ありがとうございました。
※『若美千会(わかみちかい)』・・・お母様たちによる新舞踊のサークル。艶やかさと優雅さに定評がある。